【入場料・所要時間・写真スポット】会津武家屋敷への行き方と見所まとめ|福島県会津若松市
今回は福島県会津若松市にある「会津武家屋敷」のご案内です。
天保8年(1837年)に松平軍次郎の代官所として建築されました。
住所 | 〒965-0813 福島県 会津若松市東山町大字石山院内1−1 |
営業時間 | 【4~11月】8:30~17:00 【12~3月】9:00~16:30 |
駐車場 | あり:無料 |
費用 | 施設入場料: 大人850円/中高生550円 小学生450円 |
ウェブサイト | http://bukeyashiki.com/ |
Googleマップ | https://goo.gl/maps/yEfAksBBUi3p355X7 |
我が国武士道の精華と謳われた会津士魂は、中世封建社会の成立と、近世の藩校日新館教育によって体系的に確立されたものである。
第二次世界大戦における敗北は民心に痛撃を与え、その後の社会的変化と相俟って、かつての堅実な古風も衰退し、多くの文化財が散逸消失するようになると、会津特有の伝統精神を留めるのが困難になってきた。
そのような状況の中で、心ある地方有志は相集い、士道会津のかつての姿を後世に伝えるべき責務を痛感していたところ、藩家老居宅の鳥瞰図を発見したのが契機となり、この復元計画が具体化した。
厳密な時代考証の下、信州高速に現存する武家屋敷の遺構をしつつ、綿密な設計と慎重な作業とによって竣工を見、更に縁の建物とその一部を配したのがこの会津武家屋敷である。
会津藩23万石の家老西郷頼母邸を復元した施設であり、福島県の重要文化財を含む歴史テーマパークです。
所要時間は1時間ほど
会津若松武家屋敷の散策時間の目安は1時間ほどです。
敷地内を歩き回るだけなら30分ほどですが、様々な展示物や写真スポットがありますので、所要時間は1時間ほど見ておいた方がよいでしょう。
入口~受付
表門
西郷四郎像|姿三四郎のモデル
嵐という得意技で無敵を誇り、戊辰戦争の余韻が残る明治中期に忽然と現れた天才柔道家西郷四郎は、会津城下で生まれ、今の新潟県津川町に移住後明治15年に上京、嘉納治五郎創設の講道館に入門した。
同年に五段に昇進し、講道館四天王の一人と謳われた。
「その得意の技においては、幾萬の門下いまだその右に出るものなし」と嘉納も絶賛したのである。
そもそも四郎は、会津藩士志田貞二郎の三男であったが、歴史上の奇縁というべきか、明治7年に保科(西郷頼母の養子となり、同21年に西郷家ここに西郷四郎の誕生となった。
柔道界に伝説を残した四郎であったが、入門から8年を経た明治25年、突如講道館を去り進むべき道を曲折の末長崎に居を構え、東洋日の出新聞の編集責任者として活躍するが、病気療養中の広島の尾道で大正日年12月2日、波乱万丈の生涯を閉した。
柔道のみならず、四郎は、槍術、居合術にも秀で、弓道は奥義を極めていた。
そんな四郎をモデルに、夏目漱石は「坊ちゃん」に山嵐を登場させ、富田常雄は小説「姿三四郎」を発表し空前の大ヒットとなる。
また、あの黒沢明監督のデビュー作も「姿三四郎」だったことはあまりにも有名であ
る。
見えぬ糸で結ばれ、共に数奇な運命を歩まなければならなかった西郷頼母と四郎。
その緑に従い、復元された家老屋敷の門前に四郎の像を建立し、長くその足跡を称えるものである。
片長屋
家老屋敷
西郷家は、会津藩松正の家で、代々家老職を務めた千七百石取りの家柄であった。
江戸時代中期の和菜の粋を集めた、豪華かつ壮大なこの家老屋敷は、敷地面積二四〇〇坪、建築面積二八〇坪を誇り、三十八室もの部屋をしていた。
四脚門や式台玄関、それに冠振りぐしに九曜の紋章を付けた鬼瓦などは、格式の高い西郷家ゆえに許された特権であった。
「自刃の場」を再現した蝋人形
厠|昔のトイレ
書院壱の間
奥一の間
会津歴史資料館など
旧中畑陣屋
茶室
江戸時代、茶道は武士の嗜みの一つとして重んじられてました。
会津領主蒲生氏郷の庇護を受けた、千利休の子少庵(こしょうあん)は、鶴ヶ城丸内に茶室「間」を造りました。
戊辰の戦火を奇跡的に逃がれ、明治七年鶴ヶ城取壊しの際に移築しましましたが、この茶室はその「麟閣」を再現したものになります。
合わせて行きたい!「会津藩校日新館」
住所 | 〒969-3441 福島県 会津若松市河東町南高野高塚山10 |
営業時間 | 9時00分~16時00分 |
駐車場 | あり:無料 |
費用 | 大人:700円 中・高生:550円 小学生:500円 |
ウェブサイト | https://nisshinkan.jp/ |
Googleマップ | https://goo.gl/maps/LTBKMiCbrJx9UdRP7 |
同じ会津若松市にある「会津藩校日新館」も一緒に行きたいですね。
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