【江戸時代が残る町】妻籠宿(つまごじゅく)の完全観光ガイド|おすすめスポット15選
今回は長野県のノスタルジックな宿場町「妻篭宿:つまごじゅく」のご案内です。
江戸時代の町並みが残る美しい景観をぜひお楽しみください。
住所 | 〒399-5302 長野県 木曽郡南木曽町吾妻2190 |
営業時間 | ー |
駐車場 | あり:有料 乗用車 500円(1日) 単車 200円(1日) |
費用 | 無料 |
ウェブサイト | https://tsumago.jp/ |
東京駅→ (のぞみ) →名古屋駅→ (特急しなの) →南木曽駅で約2時間40分の時間がかかります。
妻籠宿 町営第二駐車場
妻籠宿 町営中央駐車場
妻籠宿 町営第三駐車場
妻篭宿には北・中央・南の3箇所に有料駐車場があります。
どこも料金は同じですが、妻篭宿の北から南までくまなく歩きたいなら、端の駐車場を選んだ方が良いと思います。
妻篭宿の大きさ|約1キロ・20分程度の距離
北から南まで約1キロ程度の道のりです。
まっすぐ歩けば約20分程度の距離なので、気持ちよく歩くことができます。
妻篭宿 町並み保存運動
明治になり鉄道や道路が木曽川沿いに造られ、宿場としての機能を失った妻籠宿は衰退の一途をたどりました。
やがて昭和四十年代になり集落保存と景観が修復され、宿町並みが見直されました。
妻篭宿の方々は町並みを守るために家や土地を「売らない 貸さない・こわさない」を中心とする住民憲章をつくりました。
ここで生活しながら、「江戸時代の町並み」という貴重な財産を後世に伝えています。
ここから妻篭宿を南から北へ歩いて撮影した写真をお届けします。
妻籠宿、南側の入口|旧中山道
町並みが徐々に江戸時代の雰囲気に変化していきます。
ワクワクしますよね。
妻籠宿 寺下の町並み
日本で最初に宿場保存事業が行われた寺下地区は、妻籠宿保存の原点とも言うべき町並みです。
上嵯峨屋:かみさがや
昭和44年の解体復元によっ18世紀中期の木賃宿 (きちんやど)であることがわかりました。
延命地蔵
文化10年(1813年)、 光徳寺住職・中外和尚が、 地蔵尊像の浮かび上がっている岩岡川(あららぎがわ)から運んできて安置したものです。
せきぶつ「かんざんじっとく」ぞう石仏 「寒山拾得」像
国内唯一とされる、石仏 寒山拾得石に掘られた像は他に類例がないそうです。
松代屋旅館
光徳寺(こうとくじ)
階段を登った先にあるのは光徳寺(こうとくじ)です。
石垣を築き、白壁をめぐらせた気品ある寺で、明応9年(1500年)に開山されたと言われています。
高台から見る妻篭宿の町並み
少し高台から見るだけでも気分は変わりますね。
妻籠を愛する会 公衆トイレ
こちらは江戸時代というより大正レトロな雰囲気の建物です。
中にはトイレもありました。
脇本陣奥谷(わきほんじんおくや)|南木曽町博物館
代々脇本陣 問屋を務めた家で、現在の建物は明治10年に建て替えたものです。
また、 島崎藤村の初恋の相手「ゆふ」さんの嫁ぎ先でもあります。
国の「重要文化財」に指定されています。
歴史資料館では、 南木曽町や木曽路の歴史、 町並み保存運動、 全国の町並みなどの資料を模型や映像を用いて分かりやすく展示しています。
妻籠宿本陣(南木曽町博物館)
妻籠宿本陣には島崎氏が任命され、 明治に至るまで本陣、庄屋を兼ね務めました。
島崎藤村の母の生家で、次兄広助が養子に来ています。
平成7年4月に復元されました。
妻籠宿の町並み
水車小屋
妻籠宿高札場跡(こうさつばあと)
水車小屋のすぐそばにあります。
今日でいう 「官報掲示板」で、幕府が庶民に対し、 禁制や法度等を示したものです。
口留番所跡
水車小屋をさらに北へ歩くと現れます。
あまり人気もなくこの雰囲気もとても好みです。
鯉ヶ岩
妻篭宿北にある謎の巨大岩が「鯉ヶ岩」になります。
熊谷家住宅
ここら辺が妻籠宿北側の終点あたりです。
このあたりで引き返して駐車場に戻ると良いかと思います。
馬籠宿はこちらの記事をチェックしてね!
中山道の道のりはこちらの記事を見てね。
長野県の宿場町|奈良井宿
住所 | 〒399-6303 長野県塩尻市奈良井1346−3 |
営業時間 | 24 時間営業 |
駐車場 | あり(無料・有料) |
費用 | なし(寺社仏閣など入場有料の場所あり) |
ウェブサイト | https://www.naraijuku.com/ |
妻篭宿からさらに北へ進むと日本でも最長の宿場町「奈良井宿(ならいやど)」があります。
時間に余裕があれば、こちらもぜひ訪れたい場所ですね。
長野県の絶景スポット50選
妻篭宿をはじめとした長野県の絶景スポットはこちらの記事をご覧ください。