大内宿の魅力満載!おすすめ撮影スポットからアクセス&駐車場情報まで完全ガイド|福島県南会津郡下郷町
今回は福島県にあるノスタルジックな宿場町「大内宿(おおうちじゅく)」のご案内です。
福島県に佇む時代の息吹を感じる「大内宿」。
かつての宿場町の面影を色濃く残し、その風情ある景観は訪れる者の心をつかんで離さない。
ここでは、大内宿のおすすめ撮影スポットや、アクセス方法、駐車場情報などを網羅的にご紹介し、あなたの訪問をサポートします。
一歩足を踏み入れれば、まるで時の流れを忘れ、昔の日本にタイムスリップしたかのよう。
カメラを手に、その美しい景色を一枚一枚切り取ってみてはいかがでしょうか。
しかし、そんな大内宿を訪れる前に、アクセスや駐車場情報は欠かせません。
公共交通機関を利用する方、車でのアクセスを考えている方、どちらにも対応した情報をしっかりと提供。特に週末や休日は混雑が予想されるため、計画的な訪問がおすすめです。
大内宿は、その昔ながらの風情と、四季折々の風物詩で、一年を通して多くの旅人たちを魅了し続けています。
冬の雪化粧された大内宿は、また違った美しさを放ちます。
一度訪れれば、その魅力に取り憑かれること間違いなし。今回のガイドを手引きに、大内宿の深い魅力を存分に感じ取ってください。
住所 | 福島県南会津郡下郷町大字大内 |
営業時間 | 終日 |
入場料 | 無料(駐車場は普通車500円) |
ウェブサイト | https://ouchi-juku.com/ |
Googleマップ | https://goo.gl/maps/rsn4kkfsh9Pccegy5 |
大内宿(おおうちじゅく)とは?
大内宿は若松と日光・今市を結ぶ南山通り会津西街道の宿駅の一つである。
この南山通 は、会津藩が江戸時代初期に会津と江戸を結ぶ線道路の一つとして整備したもの米などの物資の輸送で栄え、会津藩主も参勤交代の際にこの道を利用するなど重要な街道であった。
大内宿が宿として整えられたのは十七世紀中頃と推定され、本陣・脇本陣がおかれた。
保存地区は旧街道に沿った旧宿を中心とする南北約五〇〇メートル、東西約二〇〇メートルの範囲である。
本地区の町並の特徴は寄棟造の建物が道路と直角に整然と並べられていることである。
主屋は道路から空地を設けて敷地の北側に後退し建ち、南は余地をおいて奥の土間入口への通路となっており、倉や納屋は主屋の奥に建つ。
主屋の多くは江戸時代後期から明治にかけて築されたもので、道路側に半間幅の縁をつけ、その奥の二室を座敷としている。
道路の中央には広い溝が設けられ、宿場の用水路として利用されたが、明治十九年になって埋めたてられ道路の両側に側溝が掘られ洗い場を設けなどの変遷があった。
この町並みは、会津及びその周辺地域にみられたこの地方の宿場形態の典型的なので、その多くが失われた今もなお往時の姿をよく残している。
また、周囲の社寺や自然環境とも一体となって優れた歴史的景観を今に伝えている。
1分で見る大内宿
大内宿の歴史について
- 大内宿の栄え: 大内は江戸時代に下野街道の一宿場として繁栄しました。この街道は古くから会津と関東を結ぶ街道として使われており、鎌倉時代から往来があったとされます。
- 街道整備の歴史: 街道の整備は戦国時代から本格的に行われ、徳川幕府がこれを継承し、五街道を中心に脇道や支線の整備が進められました。下野街道はその一部であり、大内宿はその中で小規模な宿場として発展しました。
- 宿場の位置と役割: 大内宿は下野街道の中宿に位置し、本街道の間宿として機能しました。一日の行程から見ても、大内宿は中間地点であり、旅人や商人が昼食や休憩をとるための宿場として利用されました。
- 成立時期: 大内宿が形成された時期は、川島宿が承応三年(1654年)にできたことから、ほぼ同じ頃と考えられています。江戸時代の街道整備は、幕府の支配体制の確立と関連して行われ、多くの宿場が整備されました。
大内宿は現在でもその当時の面影を残し、歴史的な価値を持つ地域として存在しています。
大内宿と言えばねぎそば
一本のねぎで蕎麦を食べるよ!
実は普通の箸もあるんだ。
大内宿は会津若松から南へ1時間ほどの場所にあります。
大内宿の駐車場は入口南に2箇所ほどあります。
駐車場料金は500円になります。
大内宿のマップと散策時間
大内宿の観光マップは駐車場においてありますよ。
事前に各種パンフレットが欲しい場合は、大内宿観光協会の公式サイトからダウンロードしてください。
1時間ほどあれば充分に大内宿内の散策はできますが、少し離れた大内鎮守高倉神社や櫻木姫墳まで行くともう少し時間がかかると思います。
大内宿入り口
駐車場すぐそばの入口です。
ここから少し歩きます。
大内宿の町並み
大内宿の夏景色
大内宿の雪景色
大内宿の夏景色と雪景色。
あなたはどちらがお好みですか?
高倉神社一の鳥居
大内宿の火の見櫓
本陣跡(大内宿町並み展示館)
浅沼食堂
大内宿の緩やかな坂道を登って突き当たりにあります。
正法寺
正法寺子安観音堂
子安観音堂の由来
子安観音は、安産や子供の成長を守護する観音菩薩であります。
堂内には、結跏趺坐した法界定印に童子を抱く子安観音像があります。背後の銘
円城山正法寺 大内村応蓮伝誉上人延享三年(一七四六)寅正月吉祥七日と書いてあります。
観音堂の口には、嘉永元年(一八四八)戊辰御蔵入大内村若女連中の刻銘があり、婚期に入った娘や妊婦や若妻の信仰が厚かったのが伺われます。
五月には婦人会が主催となり観音様の祭りを行います。
お堂を開けて赤飯やご馳走を作って持ち寄り、 子安観音に安産等の祈願をします。
祈願が叶うとお礼参りに小さな着物を作って奉納します。
天井から数多くの奉納された着物が吊るしてあります。
この観音様を中心に大内では、上と下に分かれて講当番宿を作り、自己の心身の美しさと慈悲を願い、安産と子供の成長を祈る観音講も毎月行われております。
大内宿見晴台
大内宿 弁財天
三佛堂
櫻木姫墳
大内鎮守高倉神社
大内宿をはじめとした福島県の絶景スポットはこちらの記事をご覧ください。
「塔のへつり」まで車で約20分
住所 | 〒969-5204 福島県 南会津郡下郷町弥五島下タ林5316 |
営業時間 | 24 時間営業 ※冬期は、つり橋は安全のため 通行止めになります。 |
駐車場 | あり:有料 |
費用 | 見学自由(無料) |
ウェブサイト | https://www.aizu-concierge.com/spot/550/ |
Googleマップ | https://goo.gl/maps/C4vrDrRCGKxnkqqg7 |
大内宿から車で約20分の距離にある「塔のへつり」もオススメですよ。
合わせて行きたい場所ですね。
福島の絶景スポットはこちらの記事をご覧ください。