【2023年版】死ぬまでに行きたい山形県の絶景16選
こんにちは。今回の記事では、山形県の絶景スポットを紹介します。
豊かな自然はもちろん、松尾芭蕉の足跡や歴史が色濃く残る山形県。
山形県で美しい風景や過去のエピソードからノスタルジックな気分を味わったり、今の自分を見つめなおす旅をしてみるのはいかがですか?
東北地方の日本海側に位置し、さくらんぼやラフランスをはじめとしたフルーツが多く収穫できる果樹王国、山形県。
江戸時代には俳聖・松尾芭蕉が「奥の細道」の全行程156日の約3分の1にあたる43日間を山形県で過ごしており、いにしえより山形県は精神文化の地とあがめられてきました。
山形の母なる川である最上川や蔵王連峰をはじめとした雄大な山々など、自然の中で豊かな心を育むことができる地です。
東京からのアクセス方法
- 羽田空港→山形空港:JAL
- 羽田空港→庄内空港:ANA
山形県には2つの空港があるため、目的地によって使う空港を選ぶのが良さそうです。
山側には山形空港が、海側には庄内空港があり、どちらの空港でも東京からの所要時間は1時間程度です。
山形空港から山形駅まではシャトルバス(大人1,300円、小学生以下650円)でアクセス可能です。
庄内空港からは酒田方面、鶴岡方面へのバスが運行しています。
酒田駅までは約35〜40分(大人860円)で、鶴岡駅までは約25分(大人780円)でアクセス可能です。
大阪からのアクセス方法
伊丹空港から山形空港へはJALが運行しています。
JALは早期予約でお得に航空券を購入できるため、予定が決まり次第チケットを予約するのが良いでしょう。
- 玉こんにゃく
- いも煮
- どんがら汁
- 山形だし
- 冷やしラーメン
- どんどん焼き
- くじら餅
玉こんにゃく
プリッと弾力のある食感が美味しい玉こんにゃく。
お土産にもおすすめです。
どんがら汁
どんがら汁は庄内地域の冬の味覚!
寒ダラは捨てるところがない魚といわれていて、骨ごとぶつ切りにして、内臓も全て鍋に入れて煮こむんだよ!
- 玉こんにゃく
- 山形だし
- オランダせんべい
- おしどりミルクケーキ
- 乃し梅
- ゆべし
山形だし
山形だしは野菜を生のまま手軽に食べられる山形の夏の定番料理で、ご飯や冷奴にのせて食べます。
オランダせんべい
オランダせんべいという名前には、「私達(おらだ)が丹精込めて作った庄内米を使い、私達(おらだ)の手によって作られた、私達(おらだ)のおせんべい」という意味が込められているよ!
ここからは山形県の絶景スポットをご紹介します。
住所 | 山形県山形市山寺4456-1 |
営業時間 | 8:00~17:00 |
入場料 | 大人 300円 中人(中学生) 200円 小人(4歳児以上) 100円 |
ウェブサイト | https://www.rissyakuji.jp/ |
立石寺(通称 山寺)は天台宗の寺で、山全体が修業と信仰の場となっています。
山頂へは1,000段以上の石段が続いており、途中には大小さまざまなお堂や塔が並びます。
松尾芭蕉の「閑(しずけ)さや 岩にしみ入る 蝉の声」という俳句が生まれた場所としても知られています。
五大堂からの景色は絶景!
山寺のふもとでは名物の玉こんにゃく(通称 力こんにゃく)を食べるのを忘れずに!
住所 | 山形県尾花沢市銀山 |
営業時間 | 夏季:終日 冬季:〜17時(雪のため) |
入場料 | 無料 |
ウェブサイト | http://www.ginzanonsen.jp/ |
銀山温泉は、まるでタイムスリップしたかのような景色が広がる温泉郷です。
銀山川の両岸に木造の温泉旅館が立ち並んでいます。
特にガス灯に火がともる夕暮れ時のノスタルジックな空気はたまりませんね。
まるで千と千尋の神隠し|夜景がオススメ!
徒歩圏内に食事処やお土産屋、旅館などが充実していて、のんびり滞在にはもってこい!
住所 | 蔵王ロープウェイ:山形市蔵王温泉229-3 |
営業時間 | 山麓線 / 8:30〜17:00(変更の場合あり) 山頂線 / 8:45〜16:45(変更の場合あり) |
ロープウェイ運賃 | 地蔵山頂駅:往復 大人3,500円、小人1,800円 樹氷高原駅:往復 大人1,800円、小人900円 |
ウェブサイト | http://www.kankou.yamagata.yamagata.jp/zao/jyuhyo/ ロープウェイ:https://zaoropeway.co.jp/winter/index.php |
「スノーモンスター」と呼ばれる蔵王の樹氷。樹氷は限られた地域でしか形成されず、世界でも珍しい景色のひとつです。
蔵王の樹氷は、アオモリトドマツという針葉樹にシベリアからの季節風が衝突して凍りついたものです
なんと樹氷の高さは大きいもので人の2倍ほどもあるとか!
住所 | 山形県最上郡戸沢村古口山の内 |
営業時間 | 終日 |
入場料 | 無料 |
ウェブサイト | https://yamagatakanko.com/attractions/detail_282.html |
山形の母なる川、最上川流域でも特に美しい景観の最上峡。
両岸には高さ約320mのV字谷が続き、四季折々の自然が山肌を彩ります。
最上川舟下り
より間近で自然を感じたいなら最上川舟下りがおすすめだよ!
船頭さんが歌う最上川舟唄や、最上訛りのガイドで臨場感たっぷり!
住所 | 山形県酒田市升田字大森 |
営業時間 | 終日(冬期間の除雪は土・日・祝日に実施) |
入場料 | 無料 |
ウェブサイト | https://www.city.sakata.lg.jp/sangyo/kanko/shizen/tamasudare.html |
玉簾の滝は、約1,200年前に弘法大師が神のお告げにより発見し、命名したとされる滝です。
山形県随一の高さで落差63mあり、絶壁から豪快に流れ落ちる姿は迫力があります。
玉簾の滝|ライトアップもオススメ!
毎年GWとお盆に滝をライトアップをしてるよ!
冬には凍った玉簾の滝の周辺をトレッキングできるんだって!
住所 | 山形県鶴岡市由良 |
営業時間 | 終日 |
入場料 | 無料 |
ウェブサイト | http://www.yura-yamagata.jp/page-tourism/ |
日本の渚100選に選ばれる由良海岸は、きれいな海と白い砂浜が魅力です。
3000万年前の火山活動によってできた由良海岸のシンボル白山島へは、赤い橋が架けられており、海水浴場から朱塗りの橋を渡って砂浜から徒歩で上陸可能です。
由良海岸は海水浴だけではなく、釣りやキャンプ、ダイビングのスポットとして知られているよ!
浜辺には由良温泉もあるから、思い切り遊んだ後に温泉を堪能するもの最高だね!
住所 | 山形県山形市蔵王温泉 |
営業時間 | 4月1日~10月31日/8:30~17:00 11月1日~12月16日/8:30~16:00 12月17日~3月31日/平日8:15~17:00 |
入場料 | 蔵王中央ロープウェイ/往復 大人1,800円、小学生900円 中央第1リフト/往復 大人700円、4歳〜小学生350円 |
ウェブサイト | https://zaochuoropeway.co.jp/jp/summer/dokko.php |
ドッコ沼は標高約1,400mの蔵王中央高原にある、日差しによって水が青色やエメラルドグリーンに変化する神秘的な沼です。
蔵王温泉街からロープウェイやリフトを使って気軽に立ち寄れる自然溢れるスポットで、特に紅葉の時期がおすすめです。
道中の鳥兜山展望台からは、山に囲まれた蔵王温泉街や月山、蔵王連峰、朝日連峰などが一望できるよ!
住所 | 山形県最上郡鮭川村大字曲川60 |
営業時間 | 終日 ※冬季(11月下旬~4月中旬頃)は積雪のため周辺道路で通行止めあり |
入場料 | 無料 |
ウェブサイト | https://www.vill.sakegawa.yamagata.jp/kanko/tourist-spot/172 |
鮎川村内の小杉地区にある大杉ということで「小杉の大杉」という愛称で村民に親しまれてきた天然杉で、推定樹齢はなんと1,000年と言われています。
その見た目はまさにトトロですが、夫婦杉や縁結びの木、子宝の木とも言われ、パワースポットとしても知られています。
山形県米沢市の李山(すももやま)にもトトロに似た木があるんだよ!
山形にはトトロがあちこちにいるのかな!
住所 | 山形県高畠町安久津 |
営業時間 | 終日 ※冬季は積雪のためアクセス不可 |
入場料 | 無料 |
ウェブサイト | https://yamagatakanko.com/attractions/detail_1972.html |
石庭公園は高畠石の採掘跡を整備したもので、岩山が垂直に削られたなんとも不思議な景色が広がっています。
高畠石は黄色みのある凝灰岩で、古墳時代から石室などに使われていました。機械や重機がない時代にどのようにして大きな石を切り出して運んでいたのでしょうか。
いも煮会場やコンサートホールとして使われる広いスペースもあるんだって!
住所 | 山形県西村山郡西川町月山沢 |
営業時間 | 月山湖大噴水は4月下旬~11月中旬(1時間おきに1回) 平日 10:00〜16:00 土日祝 10:00~17:00 |
入場料 | 無料 |
ウェブサイト | https://www.thr.mlit.go.jp/mogami/sagae-info/gassan-lake.html |
寒河江ダムは平成2年に完成した山形県最大の多目的ダムです。
ここの名物は日本一の高さを誇る月山湖大噴水で、1時間ごとに吹き上がる高さ112mの大噴水は迫力満点。
住所 | 山形県最上郡大蔵村南山 |
営業時間 | 終日 |
入場料 | 無料 |
ウェブサイト | https://www.vill.ohkura.yamagata.jp/soshikikarasagasu/sangyoshinkoka/gyomuannai/3/2/705.html |
四ヶ村とは山形県大蔵村の山間にある豊牧、滝の沢、沼の台、平林の4つの地区の総称で、鎌倉時代初期(1204年)が起源とされる歴史ある地区です。
東北随一と言われるスケールの大きな棚田は、四季折々魅力ある風景で私たちを癒してくれます。
肘折温泉もオススメ!
棚田から車で15分くらいのところには、約1200年ほど前に開湯したと言われる肘折温泉があるよ!
住所 | 山形県飽海郡遊佐町吹浦字西楯 |
営業時間 | 終日 |
入場料 | 無料 |
ウェブサイト | https://www.yuzachokai.jp/spot/jurokurakaniwa/ |
十六羅漢岩は、約10万年前に流れ出た溶岩にいくつもの羅漢像が彫られたものです。
明治の初めに海禅寺の寛海和尚が海難事故で亡くなった漁師たちの供養と海上安全を願って彫ったと言われています。
十六羅漢岩は5年かけて完成したんだって!
日本海をバックに羅漢像が佇む姿はここでしか見られないね!
住所 | 山形県鶴岡市羽黒町手向 |
営業時間 | 終日(7月1日~10月上旬) |
入場料 | 無料 |
ウェブサイト | https://hagurokanko.jp/facility/gassanmidagaharashitsugen/ |
月山の8合目にある弥陀ヶ原湿原は広くなだらかな湿原で、夏には100種以上の高山植物で埋め尽くされることから「天空の楽園」と言われています。
1つ目に紹介した山寺のように、ここでも松尾芭蕉が「雲の峯 いくつ崩れて 月の山」という俳句を詠んでいます。
弥陀ヶ原湿原がある月山8合目までは車で行くことができるよ!
住所 | 山形県村山地方、庄内地方 |
営業時間 | 終日 |
入場料 | 無料 |
ウェブサイト | https://mokkedano.net/feature/jimoto13/top |
出羽三山は、山形県の中央にそびえる月山・羽黒山・湯殿山の総称です。
「羽黒山=現在」「月山=過去」「湯殿山=未来」と見立てられ、この三山をめぐることは死と再生を辿る「生まれかわりの旅」として古より信仰されています。
松尾芭蕉も出羽三山を旅して、いくつもの俳句を詠んでいるよ!
住所 | 山形県中山町羽前長崎駅西口 |
営業時間 | 終日(7,8月ごろ) |
入場料 | 無料 |
ウェブサイト | https://www.city.tendo.yamagata.jp/tourism/kanko/himawarimeiro.html |
ひまわり迷路は天童市の小学生が提案した町おこしスポットで、20年以上続いているスポットです。
約5万本のひまわりでできた全長400mにもなる迷路が楽しめます。
ひまわりを見るだけではなくて迷路としても楽しめるなんて、小学生らしい遊び心のあるスポットだね!
住所 | 山形県長井市上伊佐沢2027 |
営業時間 | 終日(4月中旬〜下旬が見頃) |
入場料 | 無料 |
ウェブサイト | https://kankou-nagai.jp/view/?id=389 |
伊佐沢の久保ザクラは、樹齢約1200年といわれる国指定天然記念物のエドヒガンザクラです。
日本の桜の三大巨樹のひとつで、坂上田村麻呂と地元の豪族の娘お玉との悲恋の伝説が残っています。
さくらまつりではお茶が振舞われたり、山形名物の玉こんにゃくが販売されたりするよ!